○摂っておきたい食材もある

先に、「食に対して心を及ぼし、偏らず、しかしあまり厳格にならず」と書きましたが、とはいえ、からだに、そして免疫によいものは極力食したい物。
 そこで注目されるのは、キノコ類です。
 最近の研究で、キノコ類にはそれに多く含まれるα・βグルカンという食物繊維が腸の環境を整え、免疫力を活性化させる作用もあるということが明らかになりました。
 また、キノコ類の多くは、紫外線を浴びるとカルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくるので、骨粗しょう症の予防にも効果的、と言われます。
 幸い、多雨多湿の日本では4000〜5000種のキノコが自生。このうち食用になるキノコ類は約100種類と豊富です。秋の味覚マツタケをはじめ、シイタケ、マイタケ、エリンギなどはその代表的なものです。
 医食同源というように、食事は私たちの健康に大きくかかわっています。脂肪、蛋白質、炭水化物の三大栄養素を適量、バランスよく摂りながら、こうした食材を適宜まぜていく。この心がけが、私たちの健康を、そして免疫力を維持していくことになるのです。
 元気はつらつ、長命長寿。高齢社会の日本では、この心意気で充実した人生を送りたい物です。